第 一 回 世 界 党 大 会
ガーナ ・アクラ・ 2011年8月12日
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第一回世界党大会が、2011年8月12日にアフリカのガーナのアクラで開催されました。世界党大会は、世界党の最高機関です。大会の議席は1,000人で各国の人口に応じて配分され、大会の議席は、
Branch List of World Party に示されています。少なくとも1年前に告知されており開催地へのアクセスに困難がなければ、出席者の数にかかわらず、大会は承認されます。各支部は、公式代表の3倍まで登録でき、この登録代表から、公式代表を送ることができます。各支部の登録代表は、少なくとも大会の1年前に登録されなければなりません。したがって、2010年8月11日までに登録したメンバーのみが公式代表として大会に参加できました。もし代表に何らかの問題があれば、他の登録済み代表は問題のある代表に対して反対することができます。もし反対が総投票権の5%に達したら、反対された代表は登録済み代表から除外されなければなりません。この場合、反対された代表が過半数の登録済み代表の承認を得れば、登録済み代表に留まれます。したがって、世界党には汚職はありません。世界党ガーナの場合、議席は3.49人で少数第一位がゼロでないので4に繰り上げられ、12(4×3=12)人を登録でき、この12人から4人が公式代表として大会に参加できます。詳しくは、世界党規約をごらんください。

世界党大会 2011年8月12日 ガーナ アクラ アフリカン・リージェント・ホテル |
上は、大会の写真です。大会の参加者は、公式代表2名、世界党メンバー1名、および他の参加者3名でした。公式代表は、鈴木俊雄氏、世界党日本、およびNashiru
Abdulai氏、世界党ガーナでした。もう一人の世界党メンバーは、Karl A.Y. Kpodo氏、世界党ガーナで、他の3人はMr Iddrisu
Safianu氏、Diana Anyidoho女史、およびKwaku Osafo博士でした。下は、公式代表の、鈴木俊雄氏、世界党日本とNashiru
Abdulai氏、世界党ガーナです。

鈴木俊雄氏、世界党日本 |

Nashiru Abdulai氏、世界党ガーナ |
大会では、以下の事項が可決されました。
世界党規約が鈴木氏によって説明され、採択されました。
世界党宣言が鈴木氏によって説明され、採択されました。
鈴木俊雄氏、世界党日本が党首に選出されました。Nashiru Abdulai氏、世界党ガーナが、党首により副党首に指名されました。
世界党にふさわしくないメンバーが、除名されました。彼は、博士号の保持を宣言しておきながら証明書のコピーも生年月日も送って来ず、ウエブサイト
"w-g.jp"が彼の管理下にあるというような記事を書いていました。 |
これらの事項は、2名の公式代表により可決されました。これらの事項のほかに、Kwaku Osafo博士とKarl A.Y. Kpod氏がスピーチを行いました。世界市民ネットワーク大会は、世界党大会に含まれました。Kwaku
Osafo博士は、世界党を促進することでのアドバイスを下さり、Mr Karl A.Y. Kpodoは主権について話しました。この後、多くのことについて議論しました。
党首は決定され、本部の住所は党首の自宅です。しかし、将来、党規約は改定でき、党首は選挙で変更でき、本部も変更できます。
重要な事柄が二つありました。一つは、多くの国に駐留している米軍についてです。私(鈴木俊雄)は、米軍がガーナに駐留していることを知りませんでしたが、ガーナの人々は米軍が日本に駐留していることを知りませんでした。多くの人々が、米軍は各国の政治に介入しないので、米軍の存在は大して重要ではないと考えています。しかし、朝鮮半島の場合を考えると米軍の影響がわかります。朝鮮半島には、北朝鮮と韓国があります。これらの国の人々は同じで、両国の統一を期待しています。北朝鮮は独裁制下にありますが、韓国は民主制下にあります。この違いは、米軍の存在によるものです。同じことは、日本、台湾、アフガニスタン等のような他の国についても言えます。例えば、米軍が日本から撤収すれば、日本が軍国主義に帰るかも知れません。私の考えるところでは、将来、世界党大会のような国際的な政党の国際大会は非常に強い権威を持つので、世界党のような国際的な政党が米軍なしで民主主義を維持する力を持つでしょう。
もう一つの重要なことは、世界党日本は天皇制を廃止しようとしていることです。何人かのガーナの人々は、これを心配していました。実際、現在の日本では、天皇制を廃止しようという強い意見はありません。しかし、現在の日本では、国家財政の破産が近づいています。もし人々が国家財政の再建を望めば、世論は天皇制の廃止に到達するでしょう。一言でいえば、天皇制は、国家奴隷制です。日本の歴史において、いくつかの国家財政の破産がありました。その時、天皇は間接的に日本を支配していました。つまり、天皇は幕府の長である将軍を任命しました。幕府は、封建時代の戦士である侍に支配されていた日本の封建的政府です。破産はこの体制の下で起こりました。これは、本質的に現代でも同じです。東京に皇居があり、これは大会社、政府官庁、そして国会などの巨大な建物に囲まれています。皇居の周辺の会社は、日本の代表的な会社です。これらの会社の役員は、情報と意見を交換しており、日本財界のリーダーです。これらの会社役員、政府官僚、および政治家はお互いに密接な関係を持っています。これらの人々の政治は、本質的には封建時代の政治と同じです。つまり、彼らの政策により国家債務が蓄積し、踏み倒されます。それ故、日本の国家財政は天皇制を廃止せずには再建できません。近い将来、勤勉な人々の貯蓄は踏み倒されるでしょう。だから、天皇制を国家奴隷制と呼ばなければなりません。天皇制を廃止しなければならない、もう一つの理由があります。米軍が日本を撤収すれば、政治的状況は戦前と同じです。つまり、総理大臣は殺害され、軍国主義が来るかもしれません。
天皇制の廃止の後は、天皇は民間の宗教法人の長として存続し、そのために必要な資金は供給されるでしょう。
大会は、世界党ガーナのNashiru Abdulai氏とKarl A.Y. Kpodo氏のご助力により可能となりました。お二人の貢献に深く感謝しています。寄付に関しては、中村岳夫氏が世界政府研究所に2万2,000円、世界党に7,000円の寄付をくださいました。しかし、8月の月報(英語版)には、研究所に3万2,000円を寄付したと誤って書いてしまいました。そこで、私も1万円を寄付しました。寄付総額は、3万9,000円になり、486ドルに換金されました。寄付は、Nashiru
Abdulai氏に渡しました。残りは、彼の仕事に対する報酬として受け取れますが、2012年3月31日までに、歳入と歳出の報告を書かなければなりません。 |
2011年9月15日更新
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